苦学生の徒然

イタいことしか書きません。

分かれ道

とある事業に誘われている。
まさか、まさかこの年でこんな小僧がヘッドハンティングされるなんて、、、

正直な話、突如として現れた人生の分岐点にかなり戸惑っている。今まで得てきたもの全てを犠牲にし、大学を辞めてまでその道に進む価値があるのか。もし成功を収めたとしてその先に幸福はあるのか。一歩踏み出す勇気なんて今の俺には到底ない。

お前はこんなところで燻っているような男じゃない、と言ってくれるのは嬉しいが、それが果たして本音なのか。ただの勧誘の手口なのかもしれない。本当に俺は必要とされている人間なのか。

確かに魅力的な話ではある。彼らは純粋に楽しそうであるし、何よりこれからやろうとしている事業に対して、信じられないくらいマジだ。
俺に暑苦しいまでに語った話は、俺の心を大きく揺さぶった。しかし、その一方で、俺はこの日常が消え去ってしまうことに怯えていた。
こんな葛藤あるか?
 
むっくみんの人生や如何に。